どうせ払うなら法人税と所得税、どっちが安いのでしょうか。
同族会社を経営している場合、役員報酬も自分で決めることができるので、個人と法人合わせて最も税額を少なくしたいところ。
個人の所得税に関しては住民税と合わせて最高税率が50%
これが消費税増税の余波もあり、平成27年から55%に上がります。
一方、法人税は地方税と合わせて約37%(大阪市・外形標準課税なし)
さらに法人税は中小企業の軽減が使える部分は約25%になります。
これだけ見ると法人税の方がかなり安く感じますが、所得税は超過累進税率になっているため単純には比べられません。
超過累進税率というのは簡単に言うと所得が増えるほど税率が高くなる仕組みです。
表面上は50%でも一番低くて15%からあるのでならしていくと低くなります。
具体的に数字を入れた計算は明日へ続きます。