医療費控除どこまでOK?

posted by 2014.03.3

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確定申告で馴染みのある医療費控除。
こんなんいける、これはダメというのを○×方式で箇条書きでご紹介します。

 〇 薬局で買った風邪薬

 ✕ 予防接種

 ✕ 診断書作成代

 △ 人間ドック(検査後、治療に移行すれば治療行為の一環としてOK)

 〇 鍼灸院などで行う保険の効くマッサージ

 〇 通院の交通費(電車、バス代はメモでOK、タクシー代は領収書必要)

 ✕ 通院のガソリン代や駐車場代

 〇 インプラントや金歯

 〇 子どもの歯科矯正

 ✕ 美容目的の大人の歯科矯正

 〇 入院時の差額ベッド代

 〇 出産費用

 〇 介護に必要なおむつ代

 〇 介護施設を通じて支払う医療費

 〇 介護老人保健施設(老健)は施設サービス費全額

 〇 特別養護老人ホーム(特養)は施設サービス費の1/2

 ✕ 介護費用のうち理美容代など日常生活に係る部分

 ✕ 年末の医療費を年明けに支払い(支払った医療費が対象)

 〇 年末にカードをきって年明けに引き落とし

 

注意点

もらった保険金や高額療養費は引いて実質負担額で医療費控除を計算します。

家族分も合算してOK
 ただし生計一、つまり同居や仕送りによって同じ財布で生活している親族までの合算。
 扶養家族でなくても生計一であればOK

・領収書が大量にある場合は、病院のお願いして1年分の支払額をまとめた領収書を発行してもらうと手間が減ります。

・医療費が10万円なくても医療費控除が受けられることがあります(所得が200万円未満)。

もれのないように申告して少しでも多く還付を受けましょう。