昨日から3日間税理士試験です。 時々質問を受けるんですが税理士試験の仕組みはこうなってます。
合格しないといけない科目は11科目中5科目。
必修科目:簿記論、財務諸表論
選択必修科目:法人税法、所得税法から1つ以上
選択科目:相続税法、消費税法又は酒税法、国税徴収法、事業税又は住民税、固定資産税
選択科目で”又は”となっているものはどちらかしか選べません。 多い選び方としては、簿記論、財務諸表論、法人税法、消費税法、相続税法というパターンでしょうか。
合格率は科目や年度に寄りますが10~18% 。一旦合格した科目は一生残るので何年かかっても構いません。 平均すると5科目合格するのに7~8年かかります。中には一度に全部合格してしまう猛者もいますが全国で数人程度と思われます。
試験以外では税務署に23年勤務すると税理士になれます。 大学院に行く場合は、4年間で最大3科目の免除を受けることができます。
いろんな科目、いろんなルートがありますが、どの科目を選んだか、どのルートでなったかは実は重要ではありません。 税理士になるまでに、またなってから何をしてきたかで税理士としての腕は決まってきます。