先日、南禅寺のあたりに湯豆腐を食べに行きました。
手入れの行き届いた新緑の庭を眺めながら湯豆腐を食べて京都らしさを味わってきたのですが、ふと疑問が頭をよぎります。
「この広大な庭をどうやって維持しているのだろう」
「湯豆腐の値段じゃ固定資産税すら払えないんじゃないか…」
何か理由があるはずと思い、帰って調べてみました。
すると敷地内にある建物が”登録有形文化財”であることが分かりました。
登録有形文化財の建物は固定資産税が半分になります。
ちなみに重要文化財だと完全に非課税になります。
固定資産税以外にも相続税や譲渡所得税でも軽減があります。
文化財を維持するにはコストがかかるので、それを応援する意味での税の軽減です。
納得はしたもののやはり食事は職業病的疑問を感じずに純粋に楽しみたいものです。