重加算③最終回

posted by 2013.07.5

重加算最終回。今日は調査での対応をご紹介します。

税務署は疑うのが仕事です。

「ちょっとぐらいならいいか」と収入を計上しなかったり、経費を架空で計上したりするのは大変危険です。

税務署は「ちょっとやってたら他もいっぱいやっているに違いない」と考え、徹底的に調べます。

金額の問題ではなく信用の問題です。

 

 また調査における傾向ですが、税務署の調査官は多額の普通の修正(過少申告)より少額の重加算対象の修正を望みます。

重加算の方が署内での評価が高いためです。

そのため、とんでもない金額の普通の修正をちらつかせながら、少額の重加算にしませんか、と取引してきます。
しかも本来重加算の対象にならないようなことも無理やり重加算に持ち込もうとすることもあります。

重加算を認めるということは初日に書いたように税金や罰金だけで済まないデメリットがあります。 
断固闘いましょう!