住民税の払い方

posted by 2014.04.14

 通常は給料から天引きされているものですが、引き落としや銀行での支払いもあります。
また退職した場合にも切り替えがあります。
今回は住民税の払い方について解説していきます。

 まず住民税という名称には「都道府県民税」「市町村民税」を含みます。
別々に払うのではなく、事務的には市町村に払い、その後都道府県に配分されています。
市町村に払っている感覚なので「市民税」と呼ばれることも多いです。

 税額には所得に比例して課される「所得割」平等に一律で課される「均等割」があります。
税率は所得割が10%均等割が4,000円(市町村3,000円、都道府県1,000円)です。
所得税に比べると随分シンプルです。

 どこに払うかと言うと1/1時点に住民票を置いている市町村です。
住民票は実家に置いたまま、実際は大阪に住んでいる場合はどうすればいいのでしょう。
この場合、原則は実家ですが例外的に実際に住んでいる場所(居所)である大阪に払うことになります。
両方から書類が来ることがあるので二重払いにならないよう気をつけましょう。

長くなったので特別徴収と普通徴収については明日。