日本の税に関するインフラは世界で１２２位だそうです。
１位はＵＡＥ、アメリカは４７位、中国は１２０位、日本の１つ下の１２３位はモザンビークです。

　順位が低い原因は納税にかかる時間。
日本は書類作成から納税までで３３０時間、１位のＵＡＥは何と１２時間です。
３３０時間というと決算で５倍かかるとして毎月約１８時間。
領収書を集めて整理して、帳簿を作り入力して、試算表を作って…となるとそれぐらいかかっているかも知れません。

　また改正が多く税法が複雑なこと、決算月が３月に集中していること、申告期限までが２ヶ月と短いこと、電子化が進んでいないことなども順位が低い要因となっています。

　こういうもんかと慣れていましたが１２２位とは。
法律やインフラは急には変わりませんのでできる範囲で合理化を進めていくしかありません。
例えば帳表や保存書類の電子化、電子納税、申告期限の延長、日々の業務の簡略化など。
８月が落ち着く業種の方は合理化に取り組んでみてはいかがでしょうか。