あさびじは専門家以外にも税金や会計を分かりやすく伝えることをモットーとしていますが、今日は趣向を変えてプロ向けに問題を出してみます。

お題は「果たして住宅ローン控除を受けられるのか」です。

 

まず前提条件は次の通りです。実際にあった事例をアレンジしています。

・平成２６年末の時点で夫は単身赴任でイギリスにいる。

・妻子は買ったマンションに平成２６年３月から住んでいる。

・マンションは平成２５年１０月に契約、引き渡しが平成２６年３月。

・夫は契約時には日本にいたが、平成２５年１１月に転勤辞令が出た。
　３年の予定でイギリスに赴任。

・不動産の名義は夫１／２、妻は１／２
　ローンの名義は夫のみで通常の単独ローン。

 

そこで問題です。

Ｑ１．平成２６年は住宅ローン控除が受けられるでしょうか。

Ｑ２．平成２８年に夫が日本に帰国して一緒に住めば、それ以降は住宅ローン控除を受けられるでしょうか。

 

答えは明日へ続きます。