「ニーズとウォンツ」というのは、マーケティングの世界では当たり前の考え方のようです。
ニーズが「必要性」で、ウォンツが「欲求」。
どちらかが高ければそれなりに売れますが、両方高ければ笑いがとまらんほど売れるらしい。
では、この考え方を会計事務所の商品に当てはめるとどうなるか。
会計事務所といえば確定申告。
納税は国民の義務ですからやらない訳にはいきません。
しかし、税金を進んで払いたがる人は少ないでしょうから 「ニーズは高いがウォンツは低い」商品ということになります。
となると、ウォンツを高めればバカ売れ間違いなし。
そこで私が考えたのは「節税」とのセット販売。
税金が安くなって喜ばない人はいないでしょうから、ウォンツは高いはず。
具体的なビジネスモデルは次の通り。
普通の会社なら顧問税理士はすでにいるだろうし、良心的な税理士なら節税は常に考えているはず。
そこでターゲットは顧問税理士にちょっと不満のある社長さん。
うちは決算(税金)対策専門の税理士としてセカンドオピニオン的な役割を担う。
キャッチコピーは
「社長、税金払いすぎていませんか?」
「決算2か月前までにご連絡下さい!あらゆる節税策を検討します!!」
完全成功報酬で、節税額の何割かを頂く。
殺し文句は「税金は経費にならんけど、うちへの払いは経費になりますから、さらに節税になりますよ」と。
さて、どんなもんでしょう。
「いいね!」の数が多ければ本気で検討します。