怖いですよね。何せ「無制限」ですからね。
もし無制限納税義務者になっちゃったら、税務署に給料全部持っていかれそうな気がします。
でもそんなことはありません。これは相続税法の用語です。
国内にある相続財産は当然相続税が課税されるのですが、国外にある相続財産にも課税されるのが、無制限納税義務者です。
これが制限納税義務者になると、国外にある相続財産には課税されません。
国内の財産だけです。
判定のポイントは、日本国内に住所があるか、日本国籍があるか、など複数あるのですが、平成25年4月から、無制限納税義務者の範囲が拡大されています。
国外に資産を移している資産家にとっては増税ですが、国外どころか国内にさえ満足な財産を持たない筆者にとってはあまり影響はありません。