税理士試験2026

posted by 2026.08.3

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 今年も暑い夏がやってきました。

と言っても高校野球の話ではなく、税理士試験の話です。

 

 明日から3日間、第76回税理士試験が実施されます。
なお、熊本にも試験会場があるのですが、会場の使用見込みが立たないため、熊本会場で受験予定だった方に限定して、10月下旬以降に再試験が実施される予定です。

 

 今年の受験者数4万5954人で昨年から+437人(+1.0%)と微増しています。
昨年よりは増加率は下がっていますが、簿記論と財務諸表論に受験資格がなくなり、事実上誰でも受けられるようになったため、引き続き増加しています。

 

 試験科目全部で9科目あり、税理士になるには5科目に合格する必要があります。
税理士試験が他の資格試験と違う特徴的なところは、一発で受かる必要はなく1科目ずつ合格を積み上げられる点で、一度受かった科目は特に更新手続きもなく一生残ります。

・必須科目:簿記論、財務諸表論

・必須選択科目:法人税法か所得税法のどちらか

・選択科目:消費税法または酒税法、相続税法、国税徴収法、固定資産税、事業税または住民税

 必須科目の2つを除くと内容的に取っ付きやすい消費税法と法人税法、次いで将来性も考えて相続税法の受験者数が多くなっています。
昨年との比較では、事業税が+15.3%、酒税法が+14.4%となっており、比較的ボリュームの少ない2科目で大きく伸びています。酒税法に関してはビール関連で改正があった影響もあるかも知れません。

 なお、税法科目を受験するには次のいずれかを満たす必要があります。

・大学短大高専で社会科学(改正前は法律学又は経済学)に属する科目を1科目以上履修 等
・簿記1級又は全経上級合格
・実務経験2年以上(経理、銀行、会計事務所等)

 

 合格率は昨年データで科目によって10%~32%、平均で13.5%で、前年と同じ水準です。
ただ財務諸表論は28.1%→8.0%→31.9%と近年大きく変動しており、同じ流れだと今年は下がると見て、受験者数が減っているようです。

 全科目合格して「あがった」人は527人で前年より51人減っています。
年齢別では25歳以下68人、20代後半101人、30代前半82人、30代後半96人、40代以上180人となっており、若い層で増加傾向にあります。
5科目合格までの年数は8~9年と言われているので30代の合格者が最も多くなっています。

 一部科目も含めた合格率は「20歳以下」で35.4%、「41歳以上」では11.5%と差がそれなりにあります。
ひたすら暗記する科目も多いだけにその点では若い方が有利かも知れません。

 

 今年も異常な暑さですので、体調管理には十分気をつけて1年間の努力の成果を出し切ってきて下さい!