KSKというと何かの団体名のようですが、「国税庁総合管理システム」の略です。
現状のシステムが全国的に稼働したのが平成13年。
四半世紀経って時代も技術も大きく変化しているため、今年の9月24日に新システムである「KSK2」に移行します。
1.旧システムの概要
全国の国税局と税務署をネットワークで結び、全ての納税者の申告内容や過去の納税履歴を一元管理する基幹システムです。
ただ紙ベースであること、税目ごとに縦割りで管理していること、大型コンピュータで運用していることが時代に合わなくなってきていました。
2.新システムでの変更点
・紙からデータへ(AI-OCRで自動スキャンしてデジタルデータ化)
・税目別データベースの統合(マイナンバー等で紐付け)
・オープンシステムに移行(外部データとの連携が容易に)
3.実務への影響
① 紙での提出
・申告書等の様式改訂(二次元バーコード追加、数字マスの削除など)
・新様式は6~8月に順次公開、確定申告関連は12月に公開
② e-Tax
・旧様式でも受付可能(従来からデータであるため)
・ただし、9月19日(土)0時~9月24日(木)8:30、9月26日(土)0時~24時はメンテナンスにより利用不可
KSKについては単に古いから刷新されるというだけでなく、行政の効率化やパフォーマンスの最大化という狙いも当然あります。
KSK2の導入によって税務調査がどう変わっていくかについては次回へ続きます。


