人手不足や働き方の多様化を背景にタイミーやシェアフルといったスキマバイトが増加しています。
スキマバイトを経験した人は400万人、潜在人口は1400万人に及ぶという推計もあります。
スキマバイトとはどのようなもので税金の扱いはどうなるのでしょうか。
<スキマバイトとは>
アプリなどを通じて、空いている時間に1日単位や数時間単位で働くことができるアルバイトのことを言います。スポットワークとも呼ばれます。
<メリット>
① 労働者側
・自分の都合に合わせて働ける
・日払いや週払いが基本ですぐ受け取れる
・履歴書や面接が不要で、アプリ経由ですぐ始められる
② 企業側
・急な人手不足にもすぐ対応できる
・1日単位で契約できて繁閑の調整がしやすい
・出退勤の管理や給与支払いの手続きが簡単
<デメリット>
① 労働者側
・収入が不安定
・キャリアアップやスキル向上に結び付きにくい
・闇バイトに引っかかるリスクがある
② 企業側
・ドタキャンのリスクがある
・初勤務の人ごとに業務や社内ルールを教える手間が発生する
・面接での見極めができずミスマッチが発生しやすい
労働者側、企業側のそれぞれの税金の取り扱いについては次回へ続きます。


