時々「OB税理士が…」というネガティブな報道があったりしますが、そもそもOB税理士はどんな存在かご存知でしょうか。
税務署に23年勤務すると税理士資格がもらえるのですが、税務署を退職して開業している税理士を”OB税理士”と言います。
なお10年勤務すると税理士試験の5科目のうち3科目免除になります。
OB税理士が多いことと定年がないことから税理士の平均年齢はどの業界より高く、60歳を超えています。
OB税理士は登録している税理士7万2千人の半分を占めると言われていますが、その比率は低下しています。
かつては退職すると顧問先を斡旋してもらえたようですが、天下りの一種という批判もありそれもなくなりつつあるようです。
一部のOB税理士が脱税を手助けしたり、変な口利きをするので悪いイメージを持たれる方もあると思いますが、経験と人脈を活かして活躍されているOB税理士の方ももちろんおられます。