コロナはイベント中止などスポーツにも大きな影響を及ぼしました。
そこでコロナの影響を受けたスポーツ団体や個人事業主の取り組みに対して、最大１５０万円を支給する補助金が導入されています。

 

【対象者】
・スポーツ関連の物やサービスを提供する事業を行う団体（従業員２０人以下）と個人事業主
・例：競技団体、総合型地域スポーツクラブ、スポーツ指導者、アスリート

 

【補助対象事業】
① 以下のいずれか（複数も可）
・スポーツ実施者、観客等の回復、開拓のための取り組み
・スポーツ大会または教室の運営等の事業活動の継続、回復のための取り組み
・雇用契約の明文化等の経営、ガバナンスの近代化のための取り組み
・例：大会での感染対策、練習環境の確保や充実、リモート指導の環境整備など

② ①と合わせて行う感染予防の取り組み

 

【上限額】
① かかった経費の２／３（最大１００万円）
・費用の１／６以上を非対面型事業モデルの転換やテレワーク環境の整備に使えば補助率は３／４に拡大
・共同事業の場合は最大１０００万円
・対象経費：臨時雇用の人件費、諸謝金、旅費、リースレンタル料、消耗品費、通信運搬費、外注費、広告費、印刷製本費、備品費（５０万円未満）
・対象経費は従来からの維持経費ではなく、新たな取り組みに関するものがメインです。

② ５０万円
・共同事業の場合は最大５００万円
・消毒液、マスク、検温器、ＰＣＲ検査費用、専門家費用、清掃費など

 

【事業実施期間】
・令和２年２月２６日～令和２年１１月３０日
・さかのぼっての申請もＯＫ

 

【手続き】
・申請：申請書、計画書、活動実績、定款、決算書等を提出
・報告：実績報告書の提出後に補助金交付

 

　手続きはやや煩雑ですが、経費の範囲は広く、事後申請も可能なのでスポーツ事業に関わる団体や個人事業主の方は検討してみてはいかがでしょうか。
なお申請期限は今月末なので急いで準備する必要があります。