普及率が約14%に留まるマイナンバーカードのテコ入れのために、ポイント付与制度を検討しているというニュースが先日出ていました。
目的:マイナンバーカード普及、オリンピック後の景気対策、キャッシュレス決済の推進
時期:2020年9月~2021年3月
金額:1人5000円(2万円支払って 2.5万円のポイント購入)
決済:スイカ、ナナコなど電子マネー、ペイペイなどQRコード決済など12種類の決済サービス(予定)
条件:マイナンバーカードを作成し、IDを取得した人(別でIDが必要なのはマイナンバーを直接使用しないため)
なお似たポイント制度として既に「自治体ポイント」というものがあるのですが、自治体が指定した店舗でしか使えないため、普及率は低迷しています。
付与:ボランティア参加や商店街での買い物にポイント付与。
クレジットカードのポイントやマイルからの交換も可能。
使用:マイナンバーカードにポイントを貯めて自治体の指定店舗で使用
実施:全国71の自治体(関西では泉佐野市、南あわじ市など)
条件:マイナンバーカードを作成し、マイキーIDを登録
自治体ポイントは、各自治体が企画したポイント制度であるため、地域の独自性は出せるものの普及という面では弱いところがありました。
検討中の新制度は、還元率が25%と高く、使える店舗も限定されないことから今度こそマイナンバーカードの普及につながるのかも知れません。
さて皆さん、今回はマイナンバーカードを作られますか?