IT導入補助金

posted by 2018.06.15

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 IT導入補助金とは中小企業における生産性向上に資するITツール(ソフトウェア、サービス等)を導入するための補助金で、平成29年から給付されています。

 平成30年度は予算が昨年の5倍の500億円、想定利用件数は9倍の13万5千件と規模を大きくし、より多くの事業者にこの制度を利用してもらうことを推進しています。

 

① 交付申請期間

今年度は3回に分けて募集されますが、第2次交付申請期間が6月20日から8月3日までと間もなく始まります。
予算が無くなると補助金制度は終了となりますので、補助金を希望される方は早めの交付申請をお勧めします。

② 補助金額

上限50万円で補助率1/2以下なので100万円までなら半額が自己負担となります。

③ 対象となるITツール

サービス等生産性向上IT導入支援事業事務局(一般社団法人サービスデザイン推進協議会)の審査により採択されたもので、ホームページ作成・WEBマーケティング・顧客管理等に関するソフトウェア、クラウド利用費、導入関連経費などが該当します。

④ 対象事業者

大企業の子会社を除く下記の中小企業・小規模事業者等が対象です。
・製造業:資本金3億円以下かつ従業員300人以下
・小売業:資本金5,000万円以下かつ従業員50人以下
・サービス業:資本金5,000万円以下で従業員100人以下 など。

⑤ 申請交付の流れ

・ITツールやIT導入支援事業者を選定※(IT導入補助金のHPより)
・支援事業者から経産省へ交付申請(6/20~8/3)
・補助金交付決定(8/15予定)
・ITツールの導入(決定日~11/16)
・支援事業者から事業実績報告(~11/16)

※すでに特定のITツールの購入を検討されている場合には、購入先に「IT補助金制度」の適用ができるかご確認下さい。

⑥ 注意点

交付決定を受ける前に契約、発注、支払等を行った場合は補助金を受け取ることができません。
必ず交付決定を受けた後にITツールを導入してください。

 

 あまり浸透していない気もしますが、せっかくの制度なので活用していきましょう。