昨日の続きでマイナンバーのメリットですが、身近なところで『コンビニで住民票を取る方法』を取り上げます。
・役所が閉まる土日や早朝深夜でも取れる。
・最寄りのコンビニで全国のものが簡単に取れる。
何と言ってもこれがメリットのはずですがそこまでバラ色ではありません。
<対応している市区町村>
まず全ての市区町村で対応しているわけではありません。
コンビニで住所地の証明が取れる市区町村が3/1現在で377、本籍地の証明が取れる市区町村となると86しかありません。
全国で1718市区町村があることを考えるとかなり限定的です。
大阪府下だと住所地以外で本籍地の証明が取れるのは豊中、池田、吹田、高槻、寝屋川だけです。
<取れる証明>
① 住所地
住民票の写し、住民票記載事項証明書、印鑑証明、各種税証明書、戸籍証明書、戸籍の附票の写し。
② 本籍地
戸籍証明書、戸籍の附票の写し。
通常使うものは取れそうです。
<手続き>
・コンビニのマルチコピー機を使います。
・マイナンバーカードを持ってコンビニに行くだけですが、マイナンバー交付時に設定した暗証番号が本人確認のために必要です。
・住所地と本籍地が異なる場合は本籍地に事前登録が必要です。コンビニのマルチコピー機で登録は可能です。
・なお証明書が発行できる時間は朝6:30~夜23:00までです。
まだ使い勝手がいいとは言えず、このためにマイナンバーカードを作ろうとまでは思えません。
むしろマイナンバーカードが持っている情報によって各種証明がなくても手続きできる、という方を期待したいと思います。