震災の寄附金控除

posted by 2017.03.10

ae47467b60bdd3c1b74cf52947c7bfa2_s

 毎年3月11日は震災の寄附金控除を取り上げていますが、明日11日は土曜日なので1日早く取り上げます。

 

 今年は確定申告をしていて本当に「ふるさと納税」が多い年でした。
税金の効果で言うと「ふるさと納税」「日本赤十字社の震災義援金」は実は同じ2,000円を引いた残りが所得税・住民税から控除されます。
違いは特産品がもらえるかどうかだけです。
特産品がなければ税金を前払いしただけ、ということになりますが税金の使い道を自分で決めることはできます
ある意味「ふるさと納税」の本質と言えるかも知れません。

 

 赤十字の東日本大震災義援金は受付が平成30年3月31日まで延長されています。
また東日本大震災以外にも熊本地震、鳥取地震、糸魚川火災、北海道岩手の台風被害についても現在受け付けされています。

 

 寄附の方法は郵便局での払込み、銀行振込、赤十字サイトでのカード払い、コンビニのFamiポートなど様々なものがあります。
試しにクレジットカード払いでやってみましたが5分もあれば手続きできました。
なお残念ながらワンストップ特例には対応していませんので確定申告は必要です。

 

 震災から6年経ち、段々寄附額も減っているようです。
ふるさと納税は確かにお得ですが、一口ぐらいは震災の義援金があってもいいのではと思います。