＜夏季休業のお知らせ＞

明日８月１１日（木）から８月１５日（月）まで夏季休業とさせていただきます。
ご不便をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い致します。

 

　休み前ということで軽めのコラム風に会計事務所の日常を書いてみます。

　新人Ｍさんより会計処理に関する質問がありました。

Ｍ 「弔電の支払いは通信費でしょうか、交際費でしょうか？」

私 「そりゃあ通信費、いや交際費かな」

自分なりに調べてきたようで選択肢は２つに絞られています。
質疑応答集を見ても細かすぎて事例として載っていません。
試しにググってみるとネットの意見は真っ二つ。
ＮＴＴのサービスだから当然”通信費”という意見と
お客様の葬儀に関連するから当然”交際費”という意見があります。

 

Ｍ 「電報ってこんなに高いんですね」

金額は１２０００円弱。
ＮＴＴで同じタイプの台紙をみると台紙が約８５００円、電報料が約３５００円という内訳だと分かりました。

 

私 「厳密には８５００円の部分は台紙を選べる分、接待の気持ちが入るし金額的にも交際費、電報料は常識的なお付き合いの範囲やから通信費になるんちゃうかな」

実際にきっちり２つに分けるのか、割合の多い交際費にするのか、やっぱり電報だから通信費にするのかは経理の方や税理士の考え方によって処理は異なってきます。

 

私 「些細なことでも突き詰めて考えることで応用力がつくので自分なりに調べて考える癖をつけてね」

と先輩ぶったアドバイスもしてみました。

 

　思い込みの少ない新人さんや経理を始めたばかり方が感じる疑問はこちらにも気づきがあって勉強になります。
昨日の税理士試験の時も感じましたがやはり「初心忘れるべからず」ですね。